中国の大学が食品の安全講座開設
中国の食品に関する問題やニュースは後を絶ちません。
3年前の冷凍ギョーザ事件をきっかけに日本の消費者の間で中国産の食品への警戒心が根強いなか、中国の企業関係者に日本の食品安全基準について学んでもらおうと、中国の大学に専門の講座が開設されました。
講座は、沿海部山東省の煙台大学と日本で食品安全のコンサルティング業務に携わっている団体が共同で開設したものです。
30日、記念の式典が開かれ、中国の企業関係者などおよそ200人が参加しました。
山東省は地理的に近い日本向けの農産物や水産物の最大の輸出拠点となっており、講座は、現地で農場や加工工場を経営する中国の企業関係者などが受講します。
講座では、食の安全に詳しい日本の専門家などを招いて、日本の食品安全関連の法規制や衛生管理の在り方、それに日本の消費者の食に対する意識などについて1年間学ぶことにしています。
日本の食品安全管理に的を絞った講座は中国では初めてだということで、日本に食肉を輸出している地元企業の担当者は「日本の法規制について学べるので、今後の生産や輸出に役立つと思います」と話していました。
主催者側は、食の安全に意識の高い人材を中国で育成することで、食の分野の貿易促進につなげたいとしています。
世界で食の安全に対する意識が上がっていくことはいいことですね。
2011年5月31日 17:55


